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全国的にクマの被害が相次いでいることを受け、環境省と警察庁などが26日、関係省庁連絡会議を開き、被害防止の対策などについて意見を交わしました。 「関係省庁が一層、密に連携して、クマによる人身被害防止等に取り組むことが求められています」(環境省自然環境局野生生物課 中尾文子課長) 会議では、全国の都道府県にクマが出没した時の連絡態勢の整備や住民らへの注意喚起などの徹底を求めることを確認しました。 今年4月から9月のクマの出没件数は1万3670件と過去5年で最も多く、秋田県と新潟県ではクマに襲われて死者も出ています。例年、熊の出没が少なくなる夏以降も出没が多いということで、環境省は「まだ警戒は緩められない」と注意を呼びかけています。(26日15:38)