東海大は17日、複数の硬式野球部員による大麻らしき薬物の使用が確認されたとして、同部の無期限活動停止を大学のホームページ上で発表した。同日に記者会見し、山田清志学長や伊藤栄治野球部長らが謝罪した。 【写真】薬物はダメ!…ポスター作ったのに… 大学によると、部員が寮内で大麻とみられる薬物の使用したという疑いが浮上。調査の結果、事実を確認したという。これを受けて16日、首都大学野球連盟に秋季リーグ戦の出場辞退を申し入れ、受理された。17日に武蔵大との対戦を予定していた。 ホームページでは山田学長名で「学生に対し薬物の危険性を訴え、指導してまいりましたが、このような事態を起こしたことは誠に遺憾であり、責任を痛感しております。再発の防止に全力を注ぐ所存です」とコメントを出した。 東海大硬式野球部は、首都大学野球リーグで優勝73度。全日本大学選手権で4度、頂点に立っている。巨人の原辰徳監督や菅野智之投手、広島の田中広輔内野手ら多くのプロ野球選手を輩出している。 26日のドラフト会議を前に、いずれも4年の山崎伊織投手、小郷賢人投手、串畑勇誠内野手がプロ志望届を提出している。
中日スポーツ