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日本学術会議の会員候補6人が任命されなかった問題をめぐり、菅総理大臣は、16日午後、日本学術会議の梶田会長と会談しました。 梶田会長は16日午後3時15分ごろ総理官邸に入りまして、会談を終了し、午後4時前、梶田会長は記者団の取材に応じています。会談で、菅総理が任命拒否について、どのような説明をしたかが焦点です。 梶田会長は総理官邸に入る際、記者団に対し「後で話します」と語りました。 先程、会談は終了しまして、梶田会長は会談内容について、自ら説明を行っています。 日本学術会議は菅総理に対し、任命拒否をした理由の説明と、6人の任命を求める要望書を提出していて、学術会議の関係者は「梶田会長は、まず菅総理に任命を拒否した理由の説明を求めるだろう」と話しています。 一方、菅総理はこれまで、6人を改めて任命することについて「変更することは考えていない」と否定しています。 また政府高官は「会談で、菅総理が任命拒否の理由を説明するわけがない」と話しています。 会談前、ある政府関係者は「総理の姿勢は変わっていない。16日の会談で何かが決まるわけではない」との見方を示しており、はたして菅総理が、どのような対応をとるのかが注目されます。